2013年12月05日

私が考えるエンドユーザプログラミングの世界とは

私は「エンドユーザプログラミングの世界の実現」を掲げ、去年Technical Rockstarsを創業しました。

エンドユーザプログラミング
たぶんいろんな言い方があります。
『作る』から『使う』への変化、とも言います。
例)GeneXusを使ってアプリを業務自動生成、kintoneを使ってアプリを構築。

私が考えるエンドユーザプログラミングの世界とは、自分の問題を自分で解決できる世界です。
別にあらゆる人が、スマートフォンアプリを作れるようになるとかそんなことじゃなく。
人が抱えている問題を簡単に解決できるようにしたい。ルンバが思い通りに動いてくれない、スマートフォンから家の電気が消えているかチェックしたい、Excelのデータをこういうふうに変換処理したい、そんな日常の問題を、簡単に解決したい。もちろんもっと複雑なソフトウェアも直感的に作りたいと思っています。
たぶんプログラミングという概念を根本的に変えないといけないです。
ソフトウェアが簡単に作れるというよりは、むしろソフトウェアを作るという考えをこの世から無くしたい。
「ソフトウェアを作る」ということを特別なことにしたくないのです。

我々はそれに対して、単に新しいツールを開発して解決しようとした訳ではないです。

cloocaのアプローチ
それぞれの分野ごとのソフトウェア開発ツール(=モデリング言語)を共有する仕組みです。
モデリング言語は十分抽象化されていてソースコードが自動生成される、その分野の人は自分たちの業界用のソフトウェアを自分たちで作れる。これは共有がポイントで、充分に分野に特化したソフトウェア開発ツールを、充分にそろえることで、簡単にソフトウェアが作れる世界を目指します。
現状、うまくいってないです。
clooca


別のアプローチ
cloocaを2年近くやって、色々反省しました。プラットフォーム化に凝りすぎました。プラットフォームは色々大変すぎます。
ということで初心にかえり、考えました。

改めて私がエンドユーザプログラミングに必要なことは以下のようなことだと思います。
・ユーザに「作っている」と思わせないこと
・ソフトウェアとは、元来目に見え、修正しやすく、結果もすぐにわかるものである(と思わせること)
ソフトウェアやその実行を目に見えるようにし、触れられるようにすること、そして触ることで反応があること。それらが人間にとって直感的であること。実行中にも自然に変更でき、変更による振る舞いの変化も理解しやすいこと。

今のプログラミング言語は、人間の直感に合わせた抽象化がされていなくて、コンピュータに合わせた言語です。私は、こうなったら次こうなる、ということが直感で分かる言語を作りたいです。
多分実際作るのは、ノイマン型コンピュータとソフトウェアの間に挟んで、ソフトウェアを直感的に見せる「何か」なんだと思います。

新しい試み
posted by Syuhei Hiya at 01:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
はじめまして

私は、名前の通りandroid系のBASICを
愛用する初老の男です。

なんとなくenchantMOONみたいな考え方
なのかなと思いました。

もしお考えの仕組みがブラウザー上で
プログラムが作れてテストできて
配布して実行できるならPCユーザーだけで
はなく、スマホ・タブレットユーザーも
楽しめるかもしれないなぁと思いました。

見当違いの内容でしたらすいません。




Posted by BASIC!友の会 at 2013年12月06日 11:04
はじめまして。
コメントありがとうございます。

enchantMOONは知りませんでした。
MOONblockというのが、あまり僕の考える直感的とは違いますが、それ以外は近い気がします。

おっしゃるように、ブラウザー上でプログラムが作れて、テストできて、配布して実行というのはやりたいと思います。

それ以上にタブレットを使って、いろんな端末に対して、プログラミングして、リアルタイムに挙動を変えることができるような仕組みを考えています。

それをRaspberry PIやArduinoなんかでできると面白いなと考えています。
Posted by Hiya Syuhei at 2013年12月06日 23:25
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